お急ぎの方はお電話で
結露防止には「内窓×真空ガラス」が1番効果的!外気温-38℃でも結露しにくい
1㎡の空気中に含める最大の水蒸気量を、飽和水蒸気量といい、
暖かい空気は飽和水蒸気量が多く、冷たい空気は飽和水蒸気量が少なくなります。
つまり、暖かい室内の空気には水蒸気が、たくさん含まれている状態です。
しかし暖かい空気が、冷たい窓に触れると、空気は冷えてしまい
最大量の水蒸気を含み切れず、水滴に変化します。
これが、結露発生の仕組みです。
つまり、窓の結露を防ぐには…
⬇
窓が冷えないようにする
(窓の温度と室内の温度差をなくす)
窓が冷えないようにするには、どうしたらいいの?
内窓リフォームをしましょう!
内窓リフォームをすると、窓の断熱性能が上がり、外気温に影響されにくくなります。
その結果、窓が冷えにくく、室内との温度差が小さくなり、結露の発生を抑えられます。
ただし、内窓に組み込むガラスによって、結露防止効果が異なります。
「真空ガラスを組み込んだ内窓リフォーム」が1番効果的です!
カーテンや窓枠がびちゃびちゃになるほどの結露には【内窓×真空ガラス】
結露防止を目的とした内窓リフォームをする場合は、断熱ガラスを内窓に組み込みましょう。
カーテンや窓枠がびちゃびちゃになるくらい、ひどい結露にお悩みの場合は、真空ガラスを内窓に組み込むと効果的です。
真空ガラスは、2枚のガラスの間の中空層が真空になっています。
ペアガラスよりも熱を通しにくく、結露防止効果があるガラスとして有名です。
断熱効果が約6倍以上アップ!外気温がマイナスでも結露しにくい
真空ガラス「スペーシア クール」を組み込んだ内窓は、透明ガラス(一枚窓)の約6倍以上の断熱効果です。
断熱効果が高い窓は、外が寒くても窓が冷えにくいため、結露防止効果も高まります。
真空ガラス「スペーシア クール」だと、外気温が-38℃でもガラス表面が結露しない、というデータがあります。
内窓のサッシは熱が伝わりにくい樹脂製で、サッシの結露防止も期待できます。
ガラスが白く曇って四隅に水滴がつく程度の結露には【内窓×Low-E複層ガラス】
ガラスの四隅に水滴がつく程度の結露にお悩みなら、Low-E複層ガラスを組み込んだ内窓でも効果を感じられます。
Low-E複層ガラスは、ガラスにコーティングされたLow-E膜のおかげで、普通のペアガラスより断熱性能が高いです。
Low-E複層ガラスを組み込んだ内窓は、透明ガラス(一枚窓)より断熱効果が約4倍アップ!
真空ガラスよりは断熱性能が低いですが、中程度の結露なら効果を感じられます。
当店では、Low-E複層ガラスを組み込んだ内窓インプラスが標準仕様なので、オプション料金なしで、結露防止効果も期待できます。
結露を完全になくすことは難しい…二重窓でも結露する理由
内窓リフォームは結露防止に効く、とお伝えしましたが
「二重窓にしても結露する…」「二重窓は結露に効果なし!」といった意見もあります。
その理由は、以下の4点が考えられます。
- 内窓に透明ガラスが組み込まれている
- 外と室内の温度差が大きい
- 外窓と内窓の間が離れすぎている
- 湿度が高すぎる
建物の状態や周辺環境によっては、内窓リフォームだけで結露防止できない可能性もあります。
内窓に透明ガラスが組み込まれている
内窓に組み込まれているガラスが、普通の透明ガラスでは、断熱性能がそこまで高くならず、結露防止効果が薄いです。
Low-E複層ガラスか真空ガラスを選びましょう。
外と室内の温度差が大きい
北海道や東北地方など、冬の寒さが厳しい場所では、外と室内の温度差があまりにも大きく、二重窓なのに結露することがあります。
しかし、当店が対応している 九州地方であれば、二重窓の結露防止効果を十分に実感できるでしょう。
外窓と内窓の間が離れすぎている
外窓と内窓の間の距離が広すぎると、断熱性能が劣ります。
上の写真のように、出窓の内窓リフォームは、外窓と内窓の間に距離ができてしまうことがあります。
この場合、内窓に組み込むガラスの断熱性能を上げるか、内窓と外窓の間が50cm以内になるように設置すると良いです。
なお、既存の窓枠自体が曲がっていて、内窓をつけてもサッシに隙間ができてしまう場合、本来の断熱効果を得られません。
施工前に設置場所を確認し、必要に応じてガラスの変更をご提案したり、サッシの隙間を埋めたり、対処いたします。
湿度が高すぎる
湿度が高い空間は水蒸気量が多く、わずかな室温の変化により、結露が発生しやすいです。
極端な話ですが、湿度が0%の室内なら、空気中には水蒸気が含まれていないので、室温が変化しても結露しません。
特に、浴室は湿度が高く、窓が結露しやすくなります。
内窓リフォーム+湿度対策で結露を防ごう
万が一 内窓リフォームをしても、結露してしまう場合は、湿度対策も行いましょう。
換気をする
天気の良い日中に10分程度、内窓は閉じたまま外窓を開けて、外窓と内窓の間の換気をしましょう。
また、調理中や入浴後には、換気扇・サーキュレーターをまわすと良いです。
加湿器の使用を控える
空気中の水蒸気を増やす原因となる、加湿器や石油ストーブ、ガスストーブは、使用を控えた方が良いです。
水蒸気を発生させない、電気ストーブやエアコン暖房に切り替えることも考えましょう。
その他、室内に洗濯物を干さない、観葉植物の鉢を置き過ぎない、といった対応も効果的です。
建物や窓の状況に応じて、最適な結露防止対策をご提案いたしますので、お困りの方はぜひ プロにご相談ください。
すべてコミコミ価格でお見積もり
内窓のその他の効果について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。